聖ヨゼフ修道会
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修道会の霊性
共同体使徒的活動会はもともと社会の問題に社会が応え切れなかった時に、その小さいニーズに応える為、一つ一つ創立されて来た。

聖ヨゼフ会の創立も同じであった。メダイユ師は「愛する隣人の霊魂に最も役立つことで、婦人に出来る精神的肉体的愛の業を行うように」と励まされたので、奉仕職は幅広い分野にわたって来た。

けれども創立者は、使徒的修道生活は神の賜物であり、三位一体の神御自身が、聖霊の息吹き、愛をシスター達に注いで下さる事を意識し、その命の泉に拠り所を置かない限り、実りはもたらされない事を良く御存知だったので、まず第一に、神が自分の中に生き、働き続けておられる事を常に意識するように・・・観想的生き方をするよう指導した。御父・御子・聖霊の一致にあずかり、その一致がシスターを通して、区別なしにあらゆる人々との一致へと拡がって行くようにという願いのもとに、修道会の目的を「全面的二重の一致」と表現した。この言葉は又いつもシスター達にイエス・マリア・ヨゼフの一致を思い起こさせる為でもあった。

師の教育法はイグナチオ的教育法で、シスター達がいつも主の現存と、お望みに目覚めているように、度々意識の糾明をするように、又訪ねて来る人々の霊的同伴をして、霊的な乾きを主に秩序づけ、その人々がおもむく所に神との一致をもたらすようにと小さな共同体を組織した。その使命と霊性は、現代社会のニーズに応えようとする私達にも受け継がれている。全面的に御父に従いながら、同時に、全面的に兄弟姉妹にご自分を与え尽くされたイエスに従う者として三位一体の神との一致のうちに生きるという観想的生き方が、日常生活において、人々に一致をもたらすという活動となって現れるという原点に呼び戻される。

グローバルな規模での種々の試み・・・環境保護、命の尊重、最も弱く小さくされた人々ヘの配慮・宗教人種を超える普遍的兄弟愛の実践・エキュメニカルな運動・・・どんな試みに協力するとしても、「いつも共にいて下さる主との一致」の中に生き、そこから生まれる、喜び、平和、優しさをさし出す者である事、そこへと招かれている。その召命に生きる時、私達は創立者の時代と同じように、霊的支えを求めている人々の乾きに応え得るし、兄弟的交わりを実現しようと祈り模索する共同体そのものが、分裂に苦しむ現代社会にあって力強いあかしになり得る。

会憲の中には次の様に記されている。
『本会は愛の霊への応答のうちに、より深い神との一致、神の中にあるすべての人々との一致によって特徴づけられた「神の偉大な愛の修道会」となってこの世に存在するものである。』

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